1.HIFUとは

超音波を狙った深さで正確に一点に収束させ、照射部位を瞬間的に加熱する技術です。
原理を分かりやすくいうと、虫眼鏡やレンズで太陽の光を一点に集めて高温を発生させるようなイメージになります。

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HIFUではこの技術を用いてお肌の深部にのみ熱影響を起こすことで、たるんだ筋肉の引き締めや余分な脂肪の縮小、 加齢により減少したコラーゲンの生成を促進させます。

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これまで深部のたるみを改善させるためには、強い痛みや長いダウンタイムを伴う外科手術や治療機器(下図)が美容医療の主流となっていました。 HIFUは目的の深さだけにエネルギーを集中させるため、肌表面を傷つけることがないのでダウンタイムはほぼありません。 メスを一切使わずにたるみを改善することができる治療、それがHIFUなのです。

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HIFUができること
たるみ改善(リフトアップ、タイトニング)、小顔効果、肌質の改善(毛穴、小じわ)とその治療効果は多岐に渡ります。 そのため、こんなお悩みをお持ちの方におすすめです。

  • 顔にメスは入れたくないけれど、顔のたるみを引き締めたい
  • 痛くない治療で、たるみを改善したい
  • あご下や頬のたるみが気になってきた
  • 顔を引き締めて小顔になりたい
  • 若い頃の肌のハリを取り戻したい
  • 目周り・口周りの小じわをなくしたい
  • ほうれい線・マリオネットラインを浅くしたい
  • 毛穴の開きを目立たなくさせたい

 

2.ウルトラフォーマー3とは

CLASSYS社が開発した最新のたるみ・リフトアップ治療(HIFU:ハイフ)機器です。
当院では、現在一般的に採用されているHIFU機器をすべて院長自身が被験者となって体験するとともに実際の照射を行い、厳選した結果本機の導入を決定しました。
2021年4月の導入以来、すでに多くの患者さまに喜んでいただいております。

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進化し続けるHIFU ~もっと知りたい方へ~
「HIFU」とインターネットで検索すると、様々な機種がヒットするため、「どれが優れている機械なのか?」「自分に合った機械はどれなのか?」という疑問が湧くかたもいらっしゃると思います。

HIFUの歴史を紐解いてみると、もともとは皮膚表面にダメージを与えずに、前立腺組織を凝固させるために作られた治療器がその始まりでした。日本でも東芝メディカルより「Sonablate-200」の名前で販売された歴史があります。
この技術を美容医療に転用し、2004年に完成したのがアメリカ初のUlthera(ウルセラ)システムです。
とても有名な機器なので名前をご存知の方も多いと思います。ところが、現在も第一線で活躍しているウルセラですが、実はその20年近くの歴史のなかで、アップデートはほぼされていないのが実情です。 それだけ完成形に近い製品とも言えますが、一度治療を受けた方も再度の治療を敬遠してしまいがちなくらい、鋭い痛みがあるという弱点も改良されていないままなのです(院長も2回治療を受けていますが、標準の出力でもやはり痛みはかなり強く感じます)。
ウルセラ以降のHIFUはこの弱点を克服しながら、治療効果はウルセラに肉薄する、もしくは超えることを目的として技術革新と共に発展してきました。
当院で導入した「ウルトラフォーマー3」も近年登場したその一つになります。患者さまの痛みをできるだけ減らしながら、高い治療効果を発揮する。これは全ての機器治療に言える目標ですが、「ウルトラフォーマー3」は現状このゴールに最も近いHIFUなのではないかと考えています。

症例写真

※Harker-Martinez, Simonの論文から引用
左が術前、右が術後の写真です。
この患者さんは右半顔はウルトラフォーマーⅢで、
左半顔は「U●●●●●●(原文ママ、ウルセラのことかと思われます)」で治療を行っています。
半年後の術後写真を見ると引きあがり具合は同程度であり、また治療に要する時間はウルトラフォーマー3の方が40%も短く、 不快感も50%(半分ほど)であった、と結論付けられています。
髙い治療効果は保ったまま、痛みを伴う不快感を少なく、また治療時間を短くできたことはHIFUの進化そのものであると言えるでしょう。

3.ウルトラフォーマー3の特徴

ウルトラフォーマー3の特徴は、組織の深度に合わせて全部で5種類のカートリッジを使用できることです。
当院では、顔全体のたるみ治療には6.0mm/4.5mm/3.0mm/1.5mm、目の周りの小じわやたるみの引き締めには2.0mmを使用できます。特にこの目周りに特化した2.0mmのカートリッジは、ウルトラフォーマー3独自の機能になります。
また、浅い層にのみHIFUのエネルギーを集中させる「ハイフシャワー」と呼ばれる治療は、他のHIFU機器にはないウルトラフォーマー3ならではの特徴です。
さらに、照射速度が改良されスピーディーに連続照射を行うことができるので、短時間の治療でスキンタイトニング効果や肌質改善効果(お肌のハリ・ツヤ・毛穴縮小など)をもたらすことができます。

ウルトラフォーマー3の特徴

 

他のHIFU治療機器との違い ~もっと知りたい方へ~
ウルトラフォーマー3と同じHIFU機器としては、アメリカ製の「ウルセラ」や韓国製の「ウルトラセルQプラス」「ダブロ」などがあります。
「超音波を使用して皮膚深層まで熱エネルギーを届ける」「たるみを切らずに改善させることに特化した機器である」という点は共通していますが、それぞれその特徴や照射方法は異なります。

中でも、最新のHIFU治療機器であるウルトラフォーマー3は、他のHIFU治療機器には存在しない、目周りに使用可能な2.0mmのカートリッジ(下図)を搭載しているほか、患者様に合わせたより細かい出力設定が可能です。

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繊細な目周りを安全に照射するために設計された先端を細くした2.0㎜カートリッジは本機の大きな特徴です。

また前述したように照射のスピードも早いため、短時間で広い範囲の治療が可能です。この特徴を利用した、皮膚の浅い層(1.5mm~2.0mm)へ密にエネルギーを連続照射する「ハイフシャワー」はこのウルトラフォーマー3にしかないメニューです。

これによりたるみのみならず、毛穴やハリなどの肌質改善小じわの改善にも優れた効果を発揮できるのが特徴です。

 

 

4.カートリッジ紹介

現在当院では、主に以下の3種類のカートリッジを使用しています。

カートリッジ紹介1

この他にも以下がございます。

カートリッジ紹介2

目的によって使い分けることが可能です。

 

5.症例写真

Case.1

当院で施術を受けられた患者さまです。 施術前と施術直後の比較写真ですが、変化が分かりやすいように左右の半顔それぞれを施術前、施術直後で鏡写しになるように反転させて合成しています。 これを見ると、1回の施術でフェイスラインがシャープになり、下顔面のたるみが大きく縮小していることが分かります。
この即時効果が数か月維持され、さらにコラーゲンの増生により1~3か月かけてさらに引き締め効果が発揮されます。 UltraFormerⅢの大きな特徴はこの即時効果がわかりやすいことです。 たるみの治療は顔のパーツそのものを変える施術(例:二重の手術や鼻の手術) とは異なり「その方」のイメージはそのままなので、 HIFUに限らず変化が分かりにくい場合があります。 効果を実感していただくため、この合成写真は治療を受けた方には できるだけお見せするようにしています。
せっかく受けて頂くので、どうぞお気軽にお申し付けください。

治療条件:全顔治療
撮影条件:治療前・治療直後
治療料金:110,000円(顔全体)

症例1
症例1-2

右半顔面のミラーリングによる合成

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左半顔面のミラーリングによる合成

 

Case.2 他院症例(イタリア)

治療条件:全顔治療
撮影条件:治療前・治療直後

Case.2症例

 

Case.3 他院症例(ロシア)

治療条件:あご下のたるみ治療
撮影条件:治療前・治療3か月後

Case.3症例

 

このように、UltraFormerⅢは世界各国の美容外科でフェイスリフト手術に代わるたるみの治療機器として広く使用されています。
人種・年代に関わらず結果を出しやすい治療法が確立されたことは、手術のダウンタイムがネックとなりたるみの治療に踏み出せなかった患者さまたちにとっても大きな福音であると感じております。

 

6.施術の流れ 施術時間・施術ペース

STEP1 カウンセリング

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医師とのカウンセリングで、現在の患者さまのお悩み、将来的な老化予防の点などから、どの施術が最適かを話し合って決定します。また、治療中や治療後の注意点などについても詳しくお話しします。

STEP2 施術

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実際にウルトラフォーマー3を照射していきます。
顔全体では30分、首で10分位です。ハイフシャワーは顔全体で20分、目周りで約10分です。

STEP3 終了

終了後はすぐにメイクをしてお帰り頂けます。日常生活も普段通り行って頂いて構いません。

 

7.副作用・ダウンタイム

まれに生じることがあるのは、照射部位の赤み、内出血、肌の違和感などのごく一時的な副作用のみで、長期的、深刻な副作用はこれまで報告されていません。
ごく稀ですが、一時的な痺れが出ることがあります。
いずれの場合も、ご相談いただければ速やかに対応いたしますのでご安心ください。

 

8.よくある質問

  • Q.ウルトラフォーマー3の効果はいつ頃現れますか?

    A.海外の研究によると、施術前後の写真による評価では明らかな変化が現れるのは平均で8.6週(約2か月)とされています。

  • Q.ウルトラフォーマー3の効果を証明する実績はありますか?

    A.最新のHIFU機器でありながらすでに世界中で使用されているウルトラフォーマー3には多くの研究発表がなされています。一例として、Gyu Sik Jungらによる研究では目尻にシワのある28歳~48歳の女性20人に対して2週間毎に3回のHIFUシャワー治療を行いました。その結果、初回治療から6週間後の満足度評価で、患者自身による評価は1.4、治療に関わっていない形成外科医3名による評価は1.3でした。(GAISスコアによる、5段階評価で1:これ以上なく良い結果、2:非常に素晴らしい、3:確かな改善が見られる、4:変化が見られない、5:悪化している) しかもこのスコアは治療回数を重ねるごとに2.6、2.2、1.8、1.4と上昇していたため、継続して治療を行うことではっきりした改善が得られてくることを証明していると言えるでしょう。

  • Q.ウルトラフォーマー3を受けられないのはどんな人ですか?

    A.・妊娠中の方
    ・金の糸などの異物が照射部位に入っている方
    ・心臓にペースメーカーが入っている方
    ・照射部位に皮膚がん、活動性の皮膚細菌感染症のある方
    などの方は、治療を受けることができません。

  • Q.治療中の痛みはありますか?

    A.治療中は、照射部分によっては熱さや鈍痛を感じることがあります。多くの方が麻酔なしで耐えられる程度の刺激ですが、照射の強さは簡単に調整が可能です。痛みの感じ方には個人差がありますので、我慢せずにおっしゃってください。

  • Q.治療後のダウンタイムはありますか?

    A.ごくまれに治療後に照射部位の赤みや腫れが出ることがあります。これらは基本的に数時間で引きますのでご安心ください。また、筋肉(筋膜)に刺激を与えるため2~3週間程度は顔を強く触ると軽い筋肉痛のような違和感を感じることがあります。

  • Q.どれくらいの間隔で治療を継続するのがよいでしょうか?

    A.HIFU(たるみ治療)は6か月から1年、HIFUシャワーは3か月から6か月に1回のペースで継続されるのがおすすめです。 治療後の患者さまの長期経過を追った研究によれば、治療後6か月の時点で約85%の方において高い改善の実感が得られており、この傾向は約1年間持続したとの報告があります。そのため、半年から1年で治療を繰り返していただくのがもっとも理想的です。 また、HIFUシャワーの効果は治療後3か月でピークとなるため、こちらも3か月から半年ごとに治療を継続していただくのが最適だと思われます。

 

 

9.料金表

HIFU
顔全体 110,000円/1回
顔全体+首 143,000円/1回
ハイフシャワー(顔全体) 66,000円/1回
ハイフシャワー(目周り) 27,500円/1回

※すべて税込金額です。

 

 

10. Dr.の声&スタッフの声

医師の声

当院でHIFU機器を導入するにあたり、これまでウルセラ(アメリカ、ウルセラ社)、ウルトラセルQ+(韓国、Jeisys社) 、リフテラV(韓国、Asterasys社)、ウルトラスキン(韓国、Wontech社)、そしてこのウルトラフォーマー3と、自分自身が被験者になり多くの機種による施術を受けてきました。
注目したのは効果と痛みでしたが、やはり即効性があり、持続力が強い機器ほど痛みは強く(一部の機器は出力を落とさないと続けられないほど)、またほとんど痛みのない機器は即効性や実感に欠ける、という結果になりました。
痛い(強い)方がより効果がある、というある意味当然とも言える結論ではありましたが、数ある機器の中で当院がウルトラフォーマー3の導入を決めたのは、その効果と痛みのバランスの良さでした。
出力をある程度上げても耐えられないほどの痛みではなく、またその場でのリフト効果もはっきりわかる点が一番の決め手です。
もちろん、前述したように毛穴とハリに効く「HIFUシャワー」や、他の機種にはない「HIFUアイシャワー」の機能が目回りのお悩みを解決するのに役立つ、という点もポイントでした。
時間をかけて選んだ、自信をもってお勧めできる(そして高級な)機種ですので、たるみや小じわでお悩みの方はぜひ一度、試していただきたいと思います。

看護師の声

※複数の看護師の意見をまとめています

施術をする側として考えていること

先生のカウンセリングを受けていただいたあとに、担当する看護師からもカウンセリングをさせていただいています。
丁寧にお話を伺っていると、患者さまの数だけお悩みの数はあり、気にされているポイントも違うのだなということがよくわかります。

そのため、全体的な治療はもちろん、気にされているポイントを可能な限り改善するため、効果的な照射ができるように工夫しています。
加えて、「自分が受ける立場ならこれが嬉しいかも」という要素をできるだけ増やせるように、患者さまの立場になったつもりで治療を組み立てられるようにみんなで頑張っています。

だから治療が終わって、患者さまが「引きあがった!」と喜んでいただけると、本当に自分のことのように嬉しく思います。自然な治療なだけに、患者さまご自身では見つけにくい改善点もできるだけ見て頂けるように努力しています。

治療を受ける側として感じていること

確かにそれなりに刺激は感じる治療ですが、治療直後やその後の経過の引きあがり具合は十分に見合うものだと思います。
患者さまの立場で考えられるように、定期的にお互いに照射を行い練習を続けていますが、定期的に受けることでたるみの予防になっていると確信しています。

繰り返し受けることで、治療前のスタート地点に戻るのではなく、ベースラインがどんどん上がっていくような気がします。

この1年間コンスタントに受けていたら、1年前と比べて顔の大きさが小さくなったと言われることが増えたことや、久しぶりにあった人に痩せた?と聞かれることがあり、ますますその効果を実感しています。

継続するだけの価値がしっかりある治療だな、と20代・30代・40代と全ての看護師が年齢を問わず感じています。