ずっと気になっているけれど、なかなか人には相談できずに困りがちな「わき」の汗やニオイの悩み…。わきがや多汗症が原因で、周囲から避けられているのかもと心配になったり、上手に人と接することができなくなったりしてしまうことにもなりかねません。 汗やニオイの原因は身体の生理的な機能によるものがほとんどです。1人で悩まず、ぜひ当院にご相談ください。
まずは丁寧な診察から。お悩みを解決するために、一緒に最適な方法を考えていきましょう。

ワキガ・多汗症のセルフチェック

汗やニオイが気になる方は、以下の項目をチェックしてみましょう。
1つでも当てはまればワキガ・多汗症というわけではありませんが、該当する項目が多ければその可能性は高くなります。
気になった方はぜひお気軽にご相談ください。

ワキガ・多汗症チェックシート

冬や寒い室内でも汗をかいてしまう
ワキの下に汗をかきやすい
緊張するとじっとりとした汗をかく
周囲からニオイを指摘されたことがある
自分でもワキのニオイがわかる
汗をかくと服のワキが黄ばんでしまう
耳アカが湿っている
両親のどちらかがワキガである
ワキの毛が濃い
肉や脂っこい食べ物を好む傾向がある
タバコを吸う


わきの汗腺について

人の脇の下には臭いや多汗の原因となる2つの汗腺(かんせん)があります。「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」です。

アポクリン汗腺は毛穴と繋がっており、そのためワキの毛が濃い方はアポクリン汗腺の数も多いということになります。エクリン汗腺は全身の皮膚に存在していますが、ワキや手のひら、足の裏にとくに多く集まっています。

ワキガ(腋臭症)とは

「ワキガ」とは、ワキの下から独特のニオイが出てしまう症状のことです。
消臭剤やデオドラントではなかなか隠せない強いニオイが特徴です。
ワキガの原因は、ワキの皮膚に存在するアポクリン汗腺から分泌された汗が皮膚の細菌によって分解され、臭いが生じることによります。 そのため、アポクリン汗腺の数と活動を減らすことにより、強いニオイをなくすことができます。

多汗症とは

「多汗症」とは汗が異常に多く分泌されてしまう症状のことです。
自分ではコントロールできない発汗が特徴で、制汗剤では一時的な効果しかありません。
多汗症の原因となるのは、エクリン汗腺です。この汗腺から出る汗は99%が水分のため、さらさらしていてニオイはほとんどありません。不安や緊張などの精神的な要素も大きく関わっている場合が多く、意識すると余計に汗をかいてしまうことも珍しくありません。
過剰に汗を分泌するエクリン汗腺を破壊することで、多汗症は治療することができます。

ワキガ・多汗症の治療方法

クリニックで受けられる、ワキガ手術・多汗症治療の種類は、ワキを切開して臭いや汗の原因を取り除く手術(切開法・剪除法)や専用治療機器のミラドライを使用して、切らずに臭いや汗を治療する方法、そして、汗を止める成分を注射して治療するボトックス注射などの治療方法があります。

ミラドライ

ミラドライという専用治療機器でワキガ・多汗症を治療する方法です。
傷が残らず短時間で終わり、すぐにいつも通りの生活が送れるのが特徴です。

ボトックス注射

4~6か月に1度、ボトックス製剤を注射することで汗を抑えます。副作用もなく非常に手軽ですが、定期的に治療を受ける必要がある治療法です。

切開法

わきの下の皮膚を数センチ切開して、アポクリン腺を直接丁寧に除去していく方法です。臭いに対する効果は大きいですが、汗の改善はやや弱い印象があります。
術後は数日~1週間程度の安静が必要です。

それぞれの治療方法の比較

ミラドライ ボトックス注射 切開法
ニオイへの効果
多汗症への効果
持続期間 半年〜1年程度 3〜4年程度 ずっと
肌への負担 半永久 3~9ヶ月 半永久
治療時間
(両ワキ)
1時間程度 10分程度 2時間程度
傷あと なし なし あり(4~6cm程度)
術後の処置 不要 不要 3回程度
入院の有無 不要 不要 不要
ダウンタイム 腫れや赤みが出るが1週間程度でおさまる なし 固定が1週間程度安静が2~3週間程度 必要
ワキ毛の変化 かなり薄くなる 変化なし かなり薄くなる
料金 350,000円 50,000円 248,000円(1か所切開)
296,000円(2か所切開)

ミラドライ

ミラドライとは?

ミラドライはマイクロウェーブと呼ばれる5.8GHzの電磁波をワキの皮膚に照射し、ワキガの原因であるアポクリン汗腺と、多汗症の原因であるエクリン汗腺を熱で破壊する最新の治療方法です。
※ミラドライは、アメリカのFDA(食品医薬局)はもちろん、厳格な審査で知られる日本の厚生労働省の薬事承認医療機器の承認を受けています。(承認医療機器番号:23000BZX00161000:重度の原発性多汗症)

ミラドライによるわきが・多汗症治療の仕組み

ワキの皮膚に機器の先端からマイクロ波を照射します。
ワキガ・多汗症の原因となる2種類の汗腺(エクリン汗腺・アポクリン汗腺は深さ1~3㎜の少し深い層に集中しています。
ミラドライはその強力な照射システムにより、この深さまでしっかりマイクロ波のエネルギーを届けることができます。 

マイクロ波のエネルギーは水分に吸収されることで熱に変わるため、水分を多く含むエクリン汗腺・アポクリン汗腺はこの熱によって破壊されます。 脂肪層(黄色い部分)ではマイクロ波は抵抗により減弱するため、汗腺以外への熱の影響は最小に抑えられるように設計されています。

皮膚の表面に加わる熱は「ハイドロセラミッククーリング」と呼ばれる独自のクーリングシステムにより緩和されるため、しっかりとした冷却でやけどなどを防いでくれます。

スキンクリニック藤枝のミラドライ治療のポイント

院長自らが施術します

カウンセリングから施術まで、すべて院長が行います。
ミラドライは日本での販売管理を統括する「JMEC」社に認定された医師のみが施術を行うことができます。
大手チェーンのように看護師が照射することはありません。

症状に応じたオーダーメイド治療

治療効果を最大限に引き出すため、当院では機械の出力を最大限にして照射しています。
そのため一時的に治療直後の腫れや内出血が強くでる場合もありますが、万一の場合のアフターケアの体制も整えておりますので、安心して治療をお受けいただけます。
ショット数(照射する回数)に関しても、規定の治療に加えて汗の多い部分への重ね打ちをおこない、さらに治療効果を高めています。
患者さまひとりひとりに合わせた丁寧なオーダーメイド治療を心掛けています。

安心の追加治療制度

万が一、治療の効果が不十分な場合や、更なる効果をご希望の場合には、初回の治療より1年以内であればミラドライによるメンテナンス照射(追加照射)が可能です。

痛みやストレスのない治療を可能にする丁寧な麻酔法

「もう終わったの?」と快適に治療を受けていただくため、施術前の局所麻酔は特に丁寧に行っております。
針が入る回数や内出血のリスク、注射自体の痛みを減らすために特殊なカニューレ(極細の管)を使用することはもちろん、局所麻酔を多用する形成外科専門医としての痛みを減らすための工夫を最大限に使用してしっかり麻酔を行います。


ミラドライ治療の流れ

~治療前~

1・ご予約

できるだけお待たせしないように、当院はご予約優先となっております。
ご予約はお電話、メールで受け付けております。診察・カウンセリングご希望の日時をお伺いいたします。

2・診察・カウンセリング

当院では診察からカウンセリング、施術まで形成外科専門医である院長が行います。
まずはお悩みの症状について丁寧にお話しを伺い、診察の結果に基づいて適切な治療方法をご提案いたします。不安なこと、わからないことがあれば遠慮なさらずなんでもご相談ください。

~治療当日~

3・麻酔

ワキ全体に局所麻酔を行います。 できるだけ注射の痛みが少なくなるように、注入方法、注入器具にはいくつも工夫を凝らしています。
しっかりと広めに十分な麻酔を行うことで、治療中の痛みやストレスはほぼゼロになります。 もちろん安全性にも十分配慮し、麻酔の量も計算したうえで万全の体制のもと行っています。 局所麻酔後、十分にその効果が出るまで待ってから照射を開始いたします。

4・マーキング

治療用のベッドに横になっていただき、リラックスした状態で照射予定部位のマーキングを行います。
患者さま一人一人の汗の多い部分と毛のはえかたに合わせて、丁寧にデザインしていきます。 このとき、特に症状の強い場所を見極めて、重ね打ちの判断をするのが効果をより高めるための当院の工夫の一つとなっています。

5・照射

マーキングに基づき機器(ミラドライ)をワキの皮膚にあてて、マイクロ波を照射していきます。 麻酔の効果により照射中の痛みはなく、話したり眠ってしまう方もいらっしゃいます。
効果が最大限になるように、出力や重ね打ちを行います。大手クリニックのように看護師ではなく、医師が照射するからこそ可能なポイントです。 ワキの面積にもよりますが、照射にかかる時間は片側で20~30分ほどです。

6・クールダウン・帰宅

照射後は15分ほどワキのクーリングを行い、休んでいただいたら施術は終了です。着替えていただき、チェックのための再診のご予約をしていただいたら、ご帰宅となります。万が一の事態に備えて緊急用の連絡先をお渡ししていますので、施術後に心配なことがあればご連絡ください。

ミラドライ治療料金

  価格(税別)
ミラドライ 通常料金 350,000円
学割料金
(大学生まで。
学生証の提示をお願いします)
320,000円
追加照射※ (初回治療後1年以内) 150,000円

※万が一、治療の効果が不十分な場合や、更なる効果をご希望の場合には、初回の治療より1年以内であればミラドライによるメンテナンス照射(追加照射)が可能です。
治療部位の安全のため、追加照射は初回から3~6か月あけてから行います。

治療料金についての当院の考え方

当院ではまずは不安やストレスなく治療を受けて頂けること、治療効果に十分満足していただけることを第一に考えて治療時間・スタッフ・環境設備を整えております。
そのため、マニュアル通りに手早く治療をこなすことを優先した大手クリニックに比べるとどうしても料金は高くみえることもあるかもしれません。
しかし毎日の生活に直結するお悩みにかかわるものであるからこそ、本当に価値のある治療を提供したいと考えております。 決して安くはない治療ではありますが、「ここを選んでよかった」と満足して頂けるよう、スタッフ一同全力で頑張っておりますので、ご理解頂ければ幸いです。


治療のリスク・合併症

ワキのむくみや腫れた感じ、注射による内出血や吸引機能による一時的な赤み、ヒリヒリや感覚の鈍さが出ることがありますが、いずれも2~3週間でおさまってきます。
ワキを強く押した時に痛みや不快感を感じる場合もありますが、これも2~3週間でおさまります。
ごくまれにブツブツややけどのような症状、一時的な腕や指の力の入りにくさが生じる可能性もありますが、いずれも時間の経過とともに治ってきます。
(反応には個人差があり、お薬を処方する場合もあります)


治療前のお願い

  • 治療後1週間以内に、袖のない衣服を着用する予定をいれないようにしましょう。(赤み、腫れが見られるため)
  • 旅行(温泉、プールなど)、激しい運動などのご予定は術後1週間は入れないようにしてください。
  • 治療の1~2日前に、ワキの下の毛を優しく剃ってください。当日ですと赤みや刺激感が強くなる可能性があります。

治療を受けられないかた

  • 心臓ペースメーカーや他の電子機器が体内に埋め込まれているかた
  • 過去に局所麻酔を受けて、アレルギー反応が出たことのあるかた

治療の検討にあたり注意が必要なかた

  • ワキガ、乳がんのリンパ節摘出など、ワキの下の治療を受けたことのあるかた
  • 治療部位に極端に凹凸のあるかた
  • 痩せている方、筋肉質の方など皮下脂肪がほとんどないかた
  • 免疫力低下、または免疫抑制剤を使用しているかた
  • 妊娠中、または妊娠の可能性があるかた※ 治療時期を延期します。