医療痩身・メディカルダイエット

痩身治療について

当院の考える痩身治療

痩身治療のゴールはただ単純に痩せているとか、体重を○○kg落とす、ということではなく、美しいプロポーションをつくり、健康的にそれを維持していく事だと私たちは考えています。
ひたすら激しい運動を繰り返したり、無理な食事制限で数字上の体重をどれだけ落としてもこのゴールにはなかなか近づけません。
理想に近づいていくためには、体に無理な負担をかけず、痩せたい部分の脂肪を集中的に減らしていく部分痩せこそが重要です。
当院ではこの考えに基づき、医学的に妥当性のある「メディカルダイエット」を医療行為として行っています。

痩身の意味
ダイエットのイメージ

とは言え、明らかに標準体重をオーバーしているのに部分的に痩せることができても、バランスのよいプロポーションとは言い難いのも事実です。
体脂肪は「皮下脂肪」と「内臓脂肪」に大別できますが、食習慣の改善、定期的な運動習慣を身につけることで少しずつ「内臓脂肪」を減らしながら、部分痩せで気になる部分の「皮下脂肪」を減らし、美しいプロポーションをデザインしていくのが理にかなった痩身方法と言えるでしょう。

痩身治療の歴史

「美しい体を手に入れたい」という望みは、はるか昔から女性の夢でした。古くは中世ヨーロッパでは補正下着としてのコルセットが有名ですし、中国に見られた纏足もまた部分的ではありますがその当時の美の価値観を反映した身体改造の習慣であったと言えます。
しかし、痩身に対して医療が本格的なアプローチを始めたのは医療技術が進歩した現代に入ってからのことでした。
記録に残る中では1920年代にフランスの外科医によって行われた痩身手術(皮膚と脂肪を切除して縫い合わせるという単純なものであったようです)が最古のようですが、これは残念ながら失敗に終わりました。
その後も同様の手術はヨーロッパを中心に行われた記録がありますが、出血やダメージの大きさからその改善効果はあくまでも限定的にならざるを得なかったようです。

脂肪吸引法

痩身治療の流れを大きく変えたのは1970年代に入って複数の医師らが始めた新技術でした。皮膚を切るのではなく、特殊な管を使って脂肪のみを吸い出すというアプローチは、40年以上が経過した今でも発展しながら「脂肪吸引法」として痩身治療の中でも重要な位置を占めています。
しかし機器・技術が洗練された今でも、脂肪吸引には一定のリスクが伴います。感染や浮腫、疼痛障害はおろか、内臓損傷や麻酔中毒、脂肪塞栓などにより死亡する例も残念ながら絶えません。もちろんこれらをゼロにすべく努力が日夜続けられていますが、やはりその侵襲(ダメージ)の大きさは無視できないものであることは確かです。
そこで、さらにダメージを少なく、低リスクで脂肪吸引の効果に迫るべく発展してきたのが痩身機器治療でした。
表面に傷を残さない機器治療はそのリスクの低さと手軽さから一気に広まり、現在では高周波、ダイオードレーザー、HIFU(高密度焦点式超音波)、冷却等の原理を用いて、脂肪細胞自体を破壊する様々な治療法が確立しています。

医療痩身のポイント

実はこの脂肪細胞自体を破壊する、ということが痩身においては何よりも重要になります。そして同時にこれは「医療痩身のみ」が持つ特徴でもあります。
運動やサプリメント、機器を含むエステ、食事療法のいずれもが、脂肪細胞一つ一つのサイズダウンを図ることで脂肪組織の厚みを減らす方法に過ぎません。
これらの方法では脂肪細胞の数は全く変わらないため、運動習慣をやめたり、食生活が悪化したり、エステに通うのを止めたりすればまた元に戻る=リバウンド可能性が非常に高くなります。
これに対して医療痩身では脂肪細胞の数自体を減らすことにより、希望する部分の部分痩せが可能であり、またリバウンドを起こしにくくすることが大きな特長になります。その根拠としては、「ヒトの脂肪細胞の数は青年期までに固定するため、治療後に脂肪細胞が再度増加することは無い」(出典:Spalding KL, et al. Nature Letters 2008;453:783–787 )という事実があります。
生活習慣により大きくも小さくもなる脂肪細胞そのものを除去すること、これが究極の痩身と言えるでしょう。その意味で医療痩身には他の方法には決してない大きなアドバンテージがあると考えられます。
加えて言えば、運動や食事制限のような辛い努力の必要がないことも大きなメリットになるでしょう。

医療痩身の実際

それでは、実際の医療痩身とはどのようなものでしょうか。
定義としては医療痩身は
①医療機関において医療機器の使用や手術などで、脂肪細胞を減少させる
②医師もしくは医師監修のもと医療スタッフが治療を行う
ことにより、安全面でのリスクを最大限に減らしつつ、リバウンドしにくい効果的な痩身治療を行うことになります。
これを満たすものとして、現在では様々な方法が発展してきたのは先にお話しした通りです。一般的なものは以下のようになります。

  • 外科的治療:脂肪吸引・腹部形成術(皮膚・脂肪組織を切除する)
  • 低侵襲治療:脂肪溶解注射
  • 非侵襲的施術:機器治療
  • 冷却による治療
  • 熱照射による治療

これらのいずれもが、脂肪細胞そのものを除去して恒久的な痩身効果をもたらすことを目的としています。それはすなわち(安全性を第一にしながらも)半永久的に身体の組成を変えることにほかならず、それ故に医療機関でしか行えない強力な痩身治療の方法であるのです。

脂肪溶解注射について

前述の分類のうちで、「低侵襲治療」にあたるのが 脂肪溶解注射です。
この治療は顔・身体の皮下脂肪が気になる部分に少量の薬剤を注入することで脂肪細胞の膜を破壊し、内部の脂肪を溶解させる方法です。
薬剤の種類により一時的な赤みや腫れなどのダウンタイムはありますが、軽度なので日常生活を送りながら受けることができる治療になります。
最近はこのダウンタイムもほとんど存在しない種類の薬剤も出てきたため、より身近な治療と言えるでしょう。
当院では脂肪溶解作用の強さに重きをおいた「FatX」と、圧倒的なダウンタイムの少なさが特徴の「BNLSneo」の2種類を採用しており、お顔の部分痩せからボディのお悩みまで、広い範囲で治療を行っています。

内臓脂肪と食生活を変える内服薬

機器治療が対象にするのは主に皮下脂肪です。
内臓についた脂肪を減らし、さらに体重を減らすためには「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を保つことが重要です。脂肪のカロリー(cal)は1g 約7,2kcalですので、1kg減らすには単純計算で約7,200kcalを消費するか、摂取しないようにするということになります。
摂取カロリーを減らすためにはもちろん食事量をコントロールしてしまうのが最も簡単です。
また、消費カロリーを増やすには運動により消費するか、基礎代謝を上げることが有効です。ヴァンキッシュには代謝を活発にする作用がある事は前述のとおりですが、加えて内服により食事量を減らしながら基礎代謝をあげることでその効果をさらに促進させることが可能です。
それを叶えるのがダイエット用の内服薬になります。
当院では「サノレックス」という食欲抑制剤を処方しています。

ダイエットの内服薬

これは脳の視床下部と呼ばれる食欲をコントロールしている中枢に直接作用し、接触中枢(空腹感を駆り立てる)を抑制するのと同時に満腹中枢(摂食を控える)を刺激して食欲抑制効果を発揮するお薬です。

本来は重度肥満(BMI>35、身長160㎝なら90kg)の治療のために厚生労働省の薬事承認を得ているお薬ですが、軽度・中等度肥満の患者さまでも食習慣の改善、体重コントロールに有効です。
私見ですが、ついつい食べ過ぎてしまう・食欲のコントロールがどうしても難しい・食べることでストレスを解消している、という方はこのサノレックスの内服により食欲が抑制されている期間は冷静に食習慣を見直すチャンスになると思います。
夕食の食事量を減らせた、間食を止めることができたという患者さまの反応が多いことはその証左と言えるでしょう。
さらに代謝促進、腸管からの栄養吸収の阻害効果もあるため、ヴァンキッシュと同時に服用すると相乗効果が期待できます。

食欲コントロール

もちろん部分痩せではなく、体重を落としたい、内臓脂肪を減らしたいというご要望にも応えられるお薬ですので、ご希望がある方は併せてご相談いただければと思います。
(医師の診察、採血検査により問題なく処方できることを確認させていただいております)。


《 施術のリスク・副作用 》
頻度は高くありませんが(10%以下)口の乾き、吐き気、便秘、不眠、頭痛、動悸等が合併症として知られています。


料金表
サノレックス 440円(税込)/1錠

脂肪溶解注射

細い針で薬剤を皮下脂肪に直接注射することで、気になる部分の脂肪をピンポイントで減らすことができる治療です。薬液が浸透した部分の脂肪細胞は破壊され、溶解していきます。
溶解した脂肪はそのまま尿や便と一緒に体外に排出されて体内から除去されます。
成長期以降は脂肪細胞の数は変動しないため、一度除去された脂肪が再生することはありません。
当院では患者さまのお悩みとご希望に合わせて、
①Fat X(ファットエックス)
②BNLS neo
の2種類の脂肪溶解注射を使用しています。



こんな方におすすめです

  • 1.部分痩せはしたいが脂肪吸引には抵抗がある
  • 2.エステに通ったが効果がなかった
  • 3.他の脂肪溶解注射では満足な効果が出なかった
  • 4.リバウンドしない方法がいい

そのお悩み、脂肪溶解注射で解決しましょう!!

適応部位

適応部位
●顔
  • あご下
  • 頬(口の横のたるみ)
  • フェイスライン
  • 鼻 ※BNLS Neo

●ボディ
  • 二の腕
  • お腹
  • ウエスト周り
  • 臀部
  • 太もも
  • ブラファット

他にも、ひざ周りや背中など、医師の診察により施術可能な部位があります。
気になるパーツがあれば遠慮なさらずご相談ください。

脂肪溶解注射の特徴

1.脂肪細胞をしっかり破壊

デオキシコール酸をはじめとした有効成分が脂肪細胞膜を破壊、中の脂肪細胞をしっかり分解するので、1回の注射でも脂肪を減らせます。

2.気になる部分を選んで部分痩せ

脂肪を減らしたい部分、気になるパーツをピンポイントで治療できるので的確な部分痩せが可能。

3.痛みも少なく手軽な治療

治療時間は約10分、注射だけなので日常生活を送りながら気軽に受けられます。
使用するのは極細の針なので痛みも少ないのがポイントです。

4.リバウンドしにくい

食事や運動などの通常のダイエットのように単純に脂肪細胞を小さくするのではなく、脂肪細胞の数を減らすので、リバウンドしづらく、脂肪がつきにくい体質に。

脂肪溶解注射

脂肪細胞一つ一つのサイズが小さくなるだけではなく、その総数を減らすことができるため、高い痩身効果が得られるうえにリバウンドの可能性を減少することができます。

FatX (ファットエックス)

脂肪溶解注射FatX

FatXはアメリカのFDAにより脂肪分解効果が認められたデオキシコール酸を高濃度で配合した脂肪溶解注射です。
強力な脂肪溶解効果により破壊された脂肪は再生せず、そのスペースは弾力に富んだコラーゲンに置換されるのでリバウンドの可能性が少なく、結果にも優れているのが特徴です。
破壊された脂肪細胞の断片は免疫細胞によって捕食され、尿や便などから体外に排出されることで4~6週間かけて効率よく脂肪が減少していきます。10年近くの臨床成績により、薬剤の効果と安全性が確認されています。

デオキシコール酸

デオキシコール酸は顎の下の皮下脂肪の治療薬としてアメリカのFDAで承認された薬剤です。
注入により脂肪細胞に接触すると脂肪細胞の膜を破壊し、脂肪を溶解させます。

■その他の有効成分
・アミノ酸・ビタミン様物質、ヒアルロン酸、サラシナショウマ根抽出物、ツボクサ抽出物、クチナシ果実、フマリア・オィキナス抽出物 他

評価:実験による脂肪組織溶解
実験による脂肪組織溶解

脂肪組織をFatXに入れた実験結果です。3日後、2週間後と時間の経過とともに脂肪が分解されて溶解していることがわかります。

副次効果:コラーゲン新生による引き締め効果
コラーゲン新生による引き締め効果

脂肪細胞を減少させるとともに、皮膚の修復機能(リモデリング)によってコラーゲン合成が誘導され、脂肪のボリュームが減ったあとの皮膚のたるみを予防し、引き締め効果を得ることができます。特に顔面ではこの効果が重要になります。

施術に関する注意事項

・施術について
施術時間 :10~15分程度です。
麻酔   :注入部位を局所麻酔して痛みの少ない状態で行います

・注意事項
入浴・洗顔・メイクは当日から可能です。
飲酒や激しい運動は内出血を防ぐため翌日からをおすすめします。

・治療のスケジュール
1か月ごとに3回程度の治療がおすすめです。

この施術を受けられない方
妊娠中、授乳中の方
含まれる成分にアレルギーがある方

BNLS neo


脂肪溶解注射BNLS neo

これまでのBNLSの主要成分である植物由来成分に加え、強力な脂肪溶解効果を持つデオキシコール酸をバランスよく加えた脂肪溶解注射です。
肪溶解作用、リンパ循環作用、肌の引き締め作用の相乗作用により、最短で3日ほどから顔やせ・小顔の変化が現れます。
注入部位に痛み、腫れ、熱感がほとんど発生しないので、 ダウンタイムの少ないマイルドさが持ち味の治療です。

デオキシコール酸

FatXの主成分でもあるデオキシコール酸はアメリカのFDAで脂肪減少の効果が承認された薬剤です。
他の成分とバランス良く配合することでダウンタイムを最小にしながら、BNLSシリーズでは最も強い脂肪溶解効果を発揮します。

■その他の有効成分

その他の有効成分

施術に関する注意事項

・施術について
施術時間 :10~15分程度です。
麻酔   :注入部位を局所麻酔して痛みの少ない状態で行います。

・注意事項
入浴・洗顔・メイクは当日から可能です。
飲酒や激しい運動は内出血を防ぐため翌日からをおすすめします。

・治療のスケジュール
1〜2週間ごとに3〜5回の治療がおすすめです。

この施術を受けられない方
妊娠中、授乳中の方
含まれる成分(海藻・クルミなど)にアレルギーがある方

脂肪溶解注射の治療料金・その他

治療料金

FatX
1バイアル(10㏄ ) ¥100,000
(税込¥110,000)
1ml ¥12,000
(税込¥13,200)
BNLS neo
初回のみ、1ccあたり何本でも ¥5,000(1cc)
(税込¥5,500)
2回目以降 ¥10,000(1㏄)
(税込¥11,000)
ボディ ¥30,000(10㏄)
(税込¥33,000)

治療のリスク・合併症について

合併症・副作用について

  • 乾燥、刺激感、びらん、皮膚炎、毛嚢炎、瘢痕、色素沈着、皮膚疾患(アトピー、ヘルペス、にきびなど)の悪化などが生じることがあります。
  • 翌日から軽いマッサージや有酸素運動を行うと、体内循環が高まり効率良く脂肪が排出されていきます。
  • (Fat-X)炎症反応と脂肪細胞破壊作用により、治療後数日間は圧痛、腫れ、むくみ、赤みや若干の知覚低下があります。
    腫れや熱感がある場合、アイスパックなどで冷却してください。
  • (Fat-X)治療後1~2週間で線維化・コラーゲン形成作用により、注入部位が少し硬くなることがありますが徐々に柔らかくなります。